おはようございます。
寒~い朝を迎えていますね。
息子達は半ズボンで元気に保育園に行きました。
さて昨日の続きです。
内臓からくる病気や症状は病院へということですがじゃあヘルニアなどの症状名がつく腰痛も当院で大丈夫なのか?
はい、大丈夫です。なぜなら・・・
整形外科とは考えが違いますがヘルニアなどの症状も筋肉が原因であると当院では考えています。
一般的に椎間板ヘルニアは、椎間板と言う組織から髄核(ゼリー状の物が)飛び出し神経などを圧迫すると言う考えです。
でも矛盾がいっぱいあるんです。
仕事や家事などをすると痛みが悪化する事や施術すると腰や足が軽くなったなど言われる方がいらっしゃいます。
これは、長年硬くなった筋肉に仕事などをする事で腰が疲れて更に硬くなり筋肉の中にある
血管、神経、リンパを圧迫して流れが悪くなります。
そこで施術を行なうと筋肉が柔らかくなりそれらの流れがよくなります。
よって老廃物や痛み物質がなくなり軽くなるわけです。
だから常に椎間板が飛び出しているのに筋肉が疲労したり、筋肉ケアすると痛みが変わるのか?疑問です。
実際にエビデンス(科学的立証)もあります。
「痛みのメカニズム」 南江堂1997年6月発行 横田敏勝氏 滋賀医科大名誉教授
神経根痛は、神経根圧迫だけでは症状は出ない。
実験では脊髄神経根を圧迫しても知覚障害と感覚麻痺が誘発されるが痛みは誘発されない。
1995年国際腰痛学会 BOOS.Nらによる論文が発表されています。
腰痛を訴えて椎間板ヘルニア診断された患者46名と腰痛ではない健康な人46名に対して
腰のMRI画像診断をおこないました。
その画像に対して2名の神経放射線医が椎間板の検証をおこないました。
MRI画像により腰痛を訴えない人の76%に椎間板ヘルニアが見られ
腰痛を訴える人の85%に椎間板の変性が発見された。
椎間板ヘルニアは、腰痛を訴える人と腰痛を訴えない人で差がなかった。
びっくりですね。どちらかといえばヘルニアでは、ない人のほうがまれなんですね。
実際に痛くない人がMRIは撮らないですよね。無症状のヘルニアの変性はよくあることなんです。結果ヘルニアで痛いわけではないんですね。
長くなりましたので次回につづく
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