豊橋市 膝関節の痛み

おはようございます。雨、雨、雨!

7月は、大雨の日本列島です。

止まない雨は、ないと言うがそれにしても長いですね。

みなさん、膝の痛みで悩んでいませんか?

 

目次

①膝の痛みで悩んでいる70歳女性

②中高年の多い膝の痛み

③膝の痛みの多くの原因は、軟骨のすり減りでは、ない

④膝の痛みの本当の原因

⑤Aさんの施術の状態

⑥まとめ

 

6月始めごろ、膝関節の痛みで悩んでいる70代女性の方がおみえになりました。名前をAさんとします。

5年ほど前から整形外科や接骨院に通院したがあまり変化なかったのでこのままずーと痛いのかと悩んでいました。

Aさんは、階段の上り下りや椅子から立ち上がる時や長時間歩くと特に痛くなり足が伸びなくなったそうです。

整形外科では、軟骨がすり減って痛みが出ていると診断されたそうです。

 

中高年の膝痛の痛み

加齢による軟骨のすり減りや足の筋力低下やO脚や肥満などが原因と言われます。

ちなみに歩行時2~3倍負荷、階段の上り下り3~4倍の負荷がかかります。

しかし膝の軟骨のすり減り=膝の痛みでは、ありません。

 

 

多くの方がレントゲンを撮ると膝の軟骨がすり減っていますがそれが膝の痛みとは、関係ありません。

70歳を過ぎれば、加齢によりほとんどの人が軟骨がすり減ります。膝が痛いから病院に行きレントゲン検査をして軟骨がすり減っていると分かります。でも実は、膝の痛みがない70歳以上の方でもほとんどの人が軟骨がすり減っているという論文があります。

医療関係の本にも「軟骨自体には痛みを感じる神経は存在せず、血管もないので軟骨自体が膝の痛みの原因ではない。」

としっかり書いてあります。

当院では、残念ながらレントゲンの画像はありませんがインターネットで、検索するとたくさん出てきます。是非見て下さい。

何が原因かと言うと色々ありますがまず。

 

滑膜(水が溜まる場合や患部の炎症)

厄介なのが、最初にレントゲンをとると軟骨がすり減っている場合です。これが原因と言われてしまう可能性が高いです。

もう一つは、レントゲンでは正常(軟骨がすり減りがないなど)でもエコー検査(やってくれる病院は少ない)で、滑膜に炎症がある場合があります。

膝を動かしたり体重を支える筋肉や靭帯に長年負担が掛かり膝の関節(滑膜)に炎症がおき酷いと水が溜まって痛みが生じます。

この悪循環が続くとますます筋肉の動きも悪くなり、関節や靭帯も十分に伸ばされないことで硬くなっていきます。この状況が続くと「膝が曲げにくい」「しゃがめない」「階段の上り下りが気になる」ことになります。

この場合、注射で水を抜くと痛みが消え関節の動きが良くなりますが、一部また水が溜まり膝の痛みが再発します。この場合は、当院の施術で膝を支える筋肉を柔らかくし関節の動きを良くする事で、膝関節(滑膜)に負担がなくなり炎症が解消し水が溜まらなくします。

膝を支える筋肉や靭帯が悪いと正常に支える事が出来ず滑膜に炎症ができ痛みに変わります。

病院などで痛み止めの薬や注射をしても良くならないのは、対処療法だからです。痛みと言うのは患部が悪くても脳で感じます。その痛みの神経をごまかして脳まで行かなくしているだけなので、薬が切れればまた痛くなるというわけです。若い人であれば自然治癒で早くよくなりますが、加齢により治癒力も落ち痛い時間が長いと膝を動かす筋肉が硬くなっていきます。使いすぎも使わなさすぎも体には、良くありません。よって原因となる筋肉や靭帯を柔らかくし痛みを良くしてから運動をしていく事でだんだん良くなります。いきなり運動をガンバると痛いので長く続きません。

 

Aさん今現在6回ご来院していただきました。

回の来院では、体が軽くなった感じ 二回目は、初回と同じで軽くなるがまだ痛い 三回目同じく 四回目立ち上がる時の痛みと歩く時の膝の痛みが少し完全 五回目膝の痛みが軽減 六回目階段も手すりなし上り下りができた

と言う具合です。あと4回程度施術をおこなう予定ですが1回では、改善しませんがある程度回数を行うと改善します。

症状の重さや症状の期間や年齢によっても違いますが、改善には、2ヵ月から3ヵ月程度となります。

膝の痛みでお悩みなら一度無料検査や施術を受けてみては、いかがですか?

 

まとめ

中高年の多くの膝の痛みは、軟骨のすり減りでは、なく筋肉や靭帯が硬くなることで滑膜の炎症により痛みや水が溜まります。

筋肉を柔らかくし関節の動きを良くすることで痛みが良くなります。